サロン経営総合研究所(福岡県春日市)は理美容サロン経営者・独立、起業をめざす方のため、50年の現場経験をもとに経営をコンサルティングします。

人材育成に関すること

一年生A子さんの接客。

2017-12-14

一年生A子さん(19歳)の気くばり接客。

 

ある美容サロンの新人一年生、新人研修を終えて約2ヶ月になる女性A子さん(19歳)です。

A子さんは、お店の前に自転車で来られ、自転車を止めようとしている顧客に気づきます。

それを見たA子さんは、接客中の店長に近づいて言葉をかけ、すぐに入り口に引き返して自転車の女性に、お出迎えの挨拶言葉を掛けています。

「●●様、店長がお待ちしておりました。どうぞこちらへ。」これは、もう素晴らしい気くばりのある接客です。

私は、A子さんに声を掛けました。「A子さんは凄いですね」、そして「なぜ、●●様と分かったのですか?」を聞いたところ、A子さんは次のように言っています。

 

  • ●様のカルテをみたら、「年齢は30才でロングヘアー。イエロー系のヘアダイ。担当者は店長。いつも自転車で来店される。」とカルテが記入されていたので、店長に確認をとりました。間違いなく●●様でしたので、入り口で●●様をお出迎えしました」と言っていました。

お客様は、新人のA子さん予期せぬ丁寧な出迎えに、目を見開いて感動しておられた光景が

印象的でした。

学びの精神は礼節にある。

2017-12-14

学びの精神は「礼節」にある

 

研修では、「礼に始まり、礼に終わる。」このことを徹底させています。

また、弊社がコンサルを引受けるサロンや、グループの技術指導者は、この事を実践できる人でなければ、「指導者として採用しない」という規則を契約事項に記しています。

なぜ、「礼節」に対して厳しさを求めるのか。これは私の経験則から「礼儀作法」が爽やかでなければ、「儲かるサロンの実現」が難しいからです。

 

「礼節」とは、社会生活の秩序を保つために必要とされる「行動・作法・礼儀」を指し、人が守るべき行動の基準であるからです。特に接客に際しての「爽やかな作法」は不可欠の条件です。顧客に対して敬意を表す作法を備えることは、「理美容師に求められる最低限の作法」です。

好い印象を与える条件。

2017-12-14

メラビアンの法則・ 好い印象を与える条件

 

再々記述していますが、南カリフォルニア大学の心理学者メラビアン教授が発表したもので、人の印象を決定づける心理法則です。接客サービス業に携わる人にとっては極めて重要なことです。

 

では、どのような心理法則か。判断に要するポイントは3つに分けられます。
◆目からの情報(服装、表情、ボディ・ランゲージ)55%
◆耳からの情報(声の調子、話し方)38%
◆話の内容 (的確な情報、中身のない情報)7%
驚くことに、話の内容が占めるウエイトは、たったの7%しかありません。
ここで私たちの職場を振り返って見ましょう。

仮に従業員がカウンセリングする時、伝えている情報が同じでも、その「従業員の見かけ」(髪・顔・服装)が清潔な感じである場合と、うす汚れた感じである場合。「お客様が抱く印象は大きく違う」ということです。

しかし、その結果が「直接見えない」、または「明確に判らない」から、多くの管理者が判断を誤るところです。

ここで重要な「人間心理」のありようについて述べます。

  • 一つ、「人間は身に付ける衣装によって心理状態までが変化する。」
  • 一つ、「人間は相手の第一印象で、後々「その人に対する印象にする」

ということです。

これは何を意味するか?

即ち、「ちゃんとした身だしなみ」の下では、「ちゃんとした仕事をする」ということです。

また、「顧客にとっては、最初に受けた印象が後々まで続く」ということです。

 

従って、清潔感のある「第一印象の重要性」が分かります。では、美容師のおしゃれとは、何を基準にして言うのでしょうか? その要素は「清潔感と清楚・質素」の三つです。

柔道に学ぶ人材育成のヒント。

2017-12-14

「柔道」に学ぶ、「サロン繁栄のヒント」

 

柔道で世界チャンピオンとなり、その後、指導者としても如何なく才能を発揮される

山下泰裕さんですが、山下さんの講演にはビジネスに参考になるものが多くあります。
山下泰裕さんは、柔道の「道とは何か」について、次のように語っています。

「柔道というのは、決して格闘技ではない。相手に勝つための技術を教えるだけでなく、いかに生活において活かせるかが重要になる。

だから指導者は、勝つためのテクニックを教えるだけでなく、自分の生き様を選手に示して、彼らの人間性を高めていく必要がある」と語ります。
柔の道とは、「礼節を磨き、人々から尊敬される人間を目指すことにある」。柔道で成果を上げるためには、「心・技・体」が重要な鍵を握るが、技術だけ教えても、真の意味での王者を育成することは出来ないと語っています。

また、「最強の選手を育てる」のではなく、「最高の選手を育てる」という意識で指導してきたと語っていました。
この思想は、そっくりヘアビジネスに当てはまります。つまり、本物の理美容師に育てるためには、「技術だけを教えていてはダメ」ということになります。

 

柔道には心・技・体が重要であるように、理美容師にとっては次の三つが重要です。

  • 「人間力=人生観・経営観・労働観」。
  • 「技術力=技巧・創意・感性」。
  • 「行動力=目標達成力」。

以上の三つが成果を上げる上で重要な「核」となります。
つまり、「技術だけ」を磨いても、「人間力」が伴わなければ、最高のビジネスパーソンにはなれるはずもありません。

出来る人は梵事を徹底している

2017-12-14

凡事徹底、先ずは美しい挨拶から。

凡事を徹底できる人こそが、出来ない人よりも「輝き」を増しています。では、「凡事徹底」とはどのような事でしょうか。先ずは挨拶。挨拶が何よりも大切だと申し上げると、多くの人は、「はて?・・・」といった表情をされます。

ところが、「自分の人生を豊かにする」という視点から捉えれば、これは極めて重要な要素となります。何といっても、これが出来ている人には「周囲の人たちの見る目」が違ってきます。

 

かつて松下電器の創業者である松下幸之助翁の講演を聴きました。取引先の企業を訪問された時、販売高や利益額といった数字を見なくとも、その企業の経営がうまくいっているどうかを、瞬時に見抜かれたというエピソードがあります。松下氏の評価基準はいたってシンプルです。

経営者は、当たり前のことが当たり前にできる『凡事徹底の風土』を創り出さなければなりません。

この決め手は、従業員に指示する前に、経営トップや店長が率先垂範、小さな事を一つずつ着実に積み上げることが大切です。

森信三に学ぶサロン経営のあり方。

2017-12-14

 「森信三」の教えに学ぶ接遇対応のあり方。

 

維新の先駆者・吉田松陰は、「人間として爵の尊さを知って徳の尊さを知らない者は、その愚かなこと言うまでもないが、しかし、徳の尊さを知って齢の尊ぶべきを知らないものは、未だ真の人物とは言い難い」と説いています。

・・・「講孟余話」・・・

この事について、戦前・戦後を通じて日本の教育界最大の人物と言われる森信三教授

は、「終身教授録」の中で次のように解説しています。

 

「門衛の人々は諸君より遥かに年長者である。門衛とは、学校の出入り口たる校門の取締役であり、その責めの重かつ大なること、いわば昔の関所の固めにも似ている。

その前を若い諸君が会釈もなしに通るとすれば、その一事だけでも学園に真の教育的精神がない証拠である」と説いています。

これを私たちのサロンに置き換えて解釈すれば、次のようになります。

「サロンに出入りされる全ての人に対して、親しく近づいて挨拶をすることが出来ていないとすれば、その一事だけでもサロンに真の教育的精神がない証拠である」と言うことになります。

逆に言えば、その一事を実践しているサロンは必ず繁盛するし、真の教育的精神が根付いている証拠と言えます。経営者研修で繰り返し、この事を強調する理由がここにあります。これを実践するサロンは等しく繁盛しています。

 

  • 例えば、新聞代の集金に訪れた人に対しては、どのように対応するか。
  • 例えば、美容材料を届けてくれた人に対しては、どのように対応するか。
  • 例えば、保険の勧誘に来られた人に対して、どのように対応するか。

以上のような状況に対して、適切な対応が出来ているサロンでなければなりません。

理容師・美容師の身だしなみ

2017-12-14

顧客に、好感を持たれる身だしなみ。

 

人間、外見だけではありませんが、しかし、外見は非常に大きな影響を与えます。

  • スキッとしたものを着たら、気持ちもスキッと引き締まります。
  • 逆に、汚れた色の服装をしたら、気持ちまで汚れた気分になります。

カジュアルスーツを着て仕事をする美容師さんを見掛けることがありますが、ショーの服装は別として、スーツで仕事! これは接客業の本質を理解していない証拠です。

 

あくまでも「理美容師はキャスト」です。「主役は顧客(ゲスト)」です。

したがって、美容師が「おしゃれ」のつもりで、「スーツを着たり、帽子を被ったり、ブースを履いたり」、これらは論外です。

 

最近、外国からの日本への旅行客が増え、日本の「おもてなし」が大評判となっています。

「おもてなしの作法」は世界に誇る「日本文化のエッセンス」です。

日本人の「お客様を大切にする」という謙虚な心の表現なのです。その根底には、「侘び寂びの心」があります。

  • 侘(わび)とは、「不足のなかにも、心の充足を見出そうとする意識」です。
  • 寂(さび)とは、「閑寂(かんじゃく)のなかに、奥深さや豊かさを感じられる美しさ」です。

 

「侘び・寂び」といった日本独自の考え方は、恐らく、どの言語にも翻訳できないもので、それだけ特殊なことですが、そこには「豪華さではなく 、精神性や静寂・質素」を受け入れます。

 

このような「人間心理」は、「清潔・清楚・質素」の三要素を備えた美容師のコスチュームを受け入れます。これが、ハイブロー客層が、無言の中にも求めている美容師像です。

ハイブローとは、「知的で趣味がよく高級」である顧客層のことを指します。

 

「清潔・清楚・質素」の三要素を備えたコスチュームの美容師が、「多くの贔屓客に支持され、多くの収益を挙げている」という事実が、これを証明しています。

 

侘び寂びの心は、本来、日本人なら誰でも持ち合わせている精神です。この精神を活かすことが、即ち、プロフェショナルと言える理容師・美容師です。

プロとアマチュアの違いは何か。

2017-12-14

プロとアマの違いは何か? 

一言でいえば…アマは結果に責任をもたない。プロは結果に責任をもつという事です。

そして、これから成功を目指す人にとって最も重要なのは、結果を出すプロは一体どういうプロセスを経て結果を出しているのか?ということの認識です。ここを知ることは非常に意味のあることです。
例えばスポーツの世界で、プロフェッショナルな選手の例で言えば、「当たり前である基本と基礎を徹底して反復している」という事実です。つまり「継続」です。多くの人は、そんな事は分かっていると言いながら、実は出来ていない人がほとんどです。
そして、プロとアマの決定的な違いは、「ここぞ」という大事な時に、「結果を出せるか」というところです。 失敗する人には、共通点があります。

3つのポイントに分けると…

○途中でやめる(継続できない)。
○同じ失敗を繰り返す。

○その失敗を、他者のせいにする。ということです。

では、成果を出すプロになるにはどうしたらいいのか?という話になります。

その一つは明確なゴールを設定する事です。

一事が万事

2017-12-14

「一事が万事」。これが出来る人は成功する。

 

仕事がら、様々な職種の経営者や管理者層・一般社員・アルバイトの人とお付き合いをしていると、その人たちの行動、考え方、生き方、使う言葉というのは、ある特定の局面でだけ現れるのではなく、人生という大きな流れの中では、その人の本性として、あらゆる場面で現れています。

 

この事を指して、「一事が万事」と言います。以下は弊社の人材育成研修でまとめたものです。

 

1.些細な事を丁寧にする人は、大きな事も完璧に出来ている。

2.効果的な練習をする人は、本番で必ず成果を出している。
3.他店よりも早く店頭の清掃をする人は、必ず成功している。

4.身だしなみ三条件(3S)を備える人は必ず成功している。

5.時間を守る人は、経営しても周囲の人の信頼を得ている。

6.金銭の使い方が上手な人は、経営しても成功している。

7.公私の区別が明確な人は、経営が上手に出来ている。

8.接遇の本質を理解しているお店は、必ず繁盛している。

9.計画的で継続性に長ける人は、必ず成功している。

10.成果が出ないのを、自分の責任にする人は成功している。

11.礼儀正しい人は、何事に対しても成功させている。

12.謙虚に人の話を聞く人は、必ず成功している。

13.明るい性格で、思い切り笑える人は、必ず成功している。

14.学ぶ意欲の高い人は、必ず成功している。

15.プラス思考の強い人は、必ず成功している。

言葉づかいは自己成長の土台。

2017-12-14

言葉づかいは、自己管理の土台。

 

理・美容師のマナー研修で、その人の現在の能力レベルを見る場合、その人の「言葉づかい」で判断していますが、その言葉づかいの「軽さ」・「乱れ」・「横柄さ」が多く見受けられます。

弊社の新社会人研修では、自分のことを「わたくし」と言うように指導します。二泊三日の研修の期間中は、徹底した「刷り込み教育」によって、「わたくし」と言えるよう習慣化を狙っています。

 

このように「言葉づかい」を重視するのは、一流の人材に育てるための「躾のいろは」であるからです。つまり「わたくし」と言える人は、「仕事に相応しい身だしなみ」が備わります。

 

人は「言葉で磨かれる」のです。「言葉の重要性」について、次のような教えがあります。

新約聖書に、「はじめに言ありき、言は神とともにあり、言は神なりき」とあります。太古の昔から「言葉は神であり、生命の光であり、人類の光」であったのです。

 

躾の根本は、「言葉づかい」から始まるのです。日本でも、言葉そのものを「神霊の働き」として捉えることから、言霊(ことだま)と言われています。「言霊」は神の言葉であり、神社であげる祝詞(のりと)は、自然即宇宙の響きである波動を、人間が解る言葉に翻訳したものです。

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